気になる白髪染めの事

白髪染めのマーケットを牽引するのは何といってもミドルやシニア。白髪事情のいろいろや日本市場の現状を考えてみます。

白髪染めメーカーの奮闘地域、中国へ。

白髪染め市場の全体像が把握できれば、もっと面白い切り口ができるかも知れない、もしかすると白髪染めの動向を追跡することで、今後のシニア世代のライフスタイルや消費の指向性などもわかるかも知れないと、メーカーの販促担当や商品開発に携わる人はけっこうたいへんな日常を送っているようです。

白髪染め市場という正式な市場はありませんが、だいたいの推移でみるとここ5年間は右肩上がり~。

そう言って「白髪染め業界が伸びている」と決めつけてしまうのは、市場分析を専門にするアナリストだけだといいます。

白髪染めの研究が飛躍的にすすんだことや商品のバリエーションが増えたことは、消費者にとってはうれしいことだけれど、開発サイドからするとシェアを維持して伸ばすために死に物狂いなんだとか。

競争激化で、そのうえ日本の市場は少子高齢化時代~。

高齢者が増えるのは白髪染めを使う人がそれだけ増えることでもあるのだけど、加齢によって皮膚が硬くなり、薄くなって、これまでの白髪染めでは皮膚に炎症を起こしてしまうといったトラブルも報告されているそうです。

そこで白髪染めのメーカーの中には、新たに皮膚そのものの研究を加速させる一方で、巨大市場である中国への進出をスタートさせている企業もあります。

中国では、まだ「白髪は年配のもの」というイメージが強く残っていて、「白髪」という単語そのものが老人の代名詞となっているようです。

そうした固定概念のある国は、白髪染めメーカーにとっては最大のお客さん。

中国には「白頭偕老」という熟語があり、これまでは「白髪になるまで共にいる」という意味で使われてきたものが、若者の農村離れによる農村の孤立化や差別意識、拝金主義の横行などで、「白頭偕老」は年寄りを侮蔑するような意味で使われているのだそうです。

白髪染めメーカーの中国進出で、髪の毛の白いお年寄りたちが黒々とした髪を取り戻し、若者たちに馬鹿にされない地位や誇りを取り戻せるようになって欲しいものです。

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